「りんごの木の下で」2019.11/6-17 at too-ticki

よしだみか 初個展「りんごの木の下で」終了いたしました。みなさま、本当にありがとうございました。

高円寺too-ticki ミニギャラリーにて

小さくて暖かみのあるとても素敵なギャラリーさんでした!

DMにも使用したメインの絵。

物語は春を告げる鳥のうたからはじまりました。

2人の女の子がりんごの木の下で遊んでいます

季節はまた春に。

そんな風に1年を繰り返し、女の子は大人に。

2人はどうなったのでしょう?

ちらした葉っぱは、我が家からとってきたひめりんごの葉。小さなりんごも、手作りです。

非売のりんご大好き女の子のお人形!

(と、去年作ったひつじさんも付き添いで)

後から追加した木製のお人形♪

SNSにあげていた私のお庭のスケッチ帳も、ひっそり置いてありました。ご好評いただき嬉しかったです。

[ あとがき ]

30歳を超えたくらいから、

過去の記憶のようなものが、フと、うかび、なんだかおもいだせないまま消えるみたいなことがときどきあります。

それと最近は、なにかの味なんかも、フと、一瞬うかんで、それがなにか思い出すことなく消えてゆくようなことも増えました。

過去の記憶なのか、細胞に刻まれたなにかなのか、自分の身体が、自分の記憶にないなにかを憶えている。とてもふしぎなきもちになります。

もしかしたら、わたしが食べたものの、記憶だったりして。

りんごにも記憶があるでしょうか。じっと寒さに耐え、春を待つ姿。春がきて花を咲かせた嬉しそうな姿、いやな虫に齧られ耐えている姿、果実を実らせた時の誇らしげな姿。

いろんな経験をして実ったりんごの果実を、もぎとっていただくと、わたしは、わたしだけの命でできているわけではないのだなぁと感じるのです。

そしてわたしも、なにかに命をわけていられたらいいなぁと思うのです。

ちなみにりんごは、チョット焦がした砂糖で煮て、アイスを添えて食べるのが大好きです!

最後まで読んでくれてありがとうございました。