2021の果樹まとめ


こんにちは。果樹編をまとめるといいつつまとめぬうちに年が変わってしまいました。
新しい年ももう2ヶ月が過ぎましたが、2021年の果樹まとめ

1番最初に咲いて、実るジューンベリーから

IMG_5482.jpeg3月下旬ごろ開花しました。桜に似ているような桜よりちょっとスリムな感じのお花で、時期的にもお花見がわりにぴったり。

収穫は5月下旬ごろ。June berryだけど、いつもだいたい5月中に収穫終わってしまいます。前年が収穫量が少なかったので、古い枝を剪定したのがよかったのか、今年はなかなかの収穫量でした。植えて6年の木です。

全部で1kg、すべてジャムに…。お砂糖を入れてしばらくおいてから少し煮て、ざるに入れ、ヘラで濾して種を取るのですが、2時間かかりました。

全部で6瓶(1瓶開封済みで映ってない)果樹を育てはじめてからジャムを買わなくて良くなりました。

ジューンベリーの花が終わってバトンタッチする様に咲いたのがりんご・アルプス乙女。植えて5年になります。小さいりんごがなり、食べられます。

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今年は咲き始めた頃にみつばちが見当たらなかったので人工授粉しようととった花。りんごの花って本当にかわいい!

花が終わると青い実がつき始めてそれを見てるだけでも楽しい。コガネムシが実や葉を食害するのでそれが悩みの種。

実が赤くなる頃には、色んな病気やら食害やらで葉はボロボロ…

綺麗に秋を迎えられたことはないです。幹の中に生みつけられるテッポウ虫(カミキリムシの幼虫)にも要注意。

なかなか大変ですが秋に真っ赤なりんごがなっている様子はたまらないです。

焼きりんごにしてたべました。程よい酸味があって美味しいです。

次はぶどう。こちらも春になると花が咲きはじめますが、花の散ったあとの写真しかなく…

糸みたいな細い花で、花という感じでもなくあまり目立たないので気づくとこんな感じになってます。

前の写真から、半月ほどの間にこんな感じになります。成長早くてびっくりします。

スチューベンという品種で植えて3年目。

実がつきすぎていたので摘果。

アレンジメントなどセンスがあれば花材にもなりそう。

8月ごろに色づきはじめて、黒っぽくなったら収穫。糖度が高くてとても美味しいです。

ぶどうは虫がよくつきますので、虫が苦手な人にはつらいかも。上はオオスカシバの幼虫。特にわるさをしないので放っておきました。下の画はコガネムシに食べられた葉。捕まえても捕まえてもどこからか飛んできて葉っぱを網目模様にしてしまいます。ブーンと飛ぶ羽音も不快。野菜編でも書きましたが、幼虫は根を食うし、成虫は葉を食うしで本当にうんざりしちゃう。この年はスズメバチもきました。

へたを1個1個切り離して、ジップロックに入れて冷蔵庫保存で長持ちするらしいですが、前年にそれをやったけどやっぱり食味は落ちる感じがしたので、新鮮なものはすぐに食べて、残ったらジャムやシロップにするのが良さそう。

虫との戦いさえ勝ち抜けば、植えて3年でもかなりの収穫量で、夏にいつでもぶどうをおやつに食べられるのは最高!

ラズベリー。4月下旬ごろにひっそりと白いお花を咲かせました。

ラズベリーも色々品種がありますが、100円くらいの小さな苗を地植えしたもので、品種名はわかりません。初夏になる1季なりと初夏と秋になる2季なりのものがありますが、これは2季なり。

細めの枝がぴょーんと低めに伸びます。

花はあまり目立たなくて、いつも気づいたら咲いて、気づいたら実っている感じ…

初夏はたくさんなります。毎日ちょっとずつ収穫して朝のヨーグルトに入れたり、あとはジップロックに入れて冷凍庫へ。

虫は、コガネムシの葉の食害と、実の中にスリップス(黒くて細長い小さい虫)がいることがあります。

去年つくったラズベリーのチーズケーキ。

前年にはいちご水を作りました。

赤毛のアンで、アンがダイアナにいちご水を振る舞おうとして間違えてぶどう酒を出してしまった、というエピソードのいちご水。ラズベリーコーディアルのことらしいです。

秋は量は少ないですが、虫も少ないので安心して食べられます。

地下茎でどんどん増えるので、場所さえあればお庭にあると楽しいフルーツだと思います。

ボイセンベリーも、ラズベリーと同じ時期に花が咲きます。ラズベリーと違うのはつるばらのように長く蔓を伸ばすので誘引が必要。こちらは花がしっかり主張します。

ラズベリーとブラックベリーの交配種だそうで、ブラックベリーよりも樹勢は控えめだそう。花も似たような感じかな?トゲなしの品種です。

ボイセンベリーとラズベリー。実家にはブラックベリーがあり分けてもらうのだけどあんまり違いがよくわかりません。

この夏大ハマりしたアイス作りで、いちばん気に入ったのがボイセンベリー(&ブラックベリー)のアイスでした。とても美味しいんです。

この年はマルカメムシがよくつきました。でも比較的虫の被害は少ないと思います。

次はレモン

マイヤーレモンというオレンジとレモンを掛け合わせた品種。5月ごろに開花。とても甘い香りです。

木は、トゲがすごいです。2~3センチの鋭いトゲがたくさんついてます。。レモンでもトゲなしの品種があるみたいなのでそちらを選べばよかったと思うほどに恐ろしい。風に揺られて実が傷つくことがあるので、切ったりしてます。

花はたくさん咲くけど、実になるのは少しで拍子抜けします。

実付きのかわいい苗を購入してから7年ほどになります。最初数年は全くなりませんでしたが3年ほど前から安定して収穫できるようになってきました。

晩秋くらいに色づき始めました。形はレモンっぽくなくまんまるです。マイヤーレモンは耐寒性も良いらしく毎年適当な防寒対策でもちゃんと冬越しできてます。

レモンシロップやレモンジャム、レモン酒、レモンカードなど色々と加工しました。

あんまり長く実らせておいても、木の養分をとってしまうのではと思って、1~2月ごろまでには全部収穫してしまいます。

レモンピールのチョコがけ。手間がかかって大変だけど子どもも大好物。

天敵はアゲハチョウ。写真はレモンの木で交尾するアゲハ。姿を見かけるようになったら、葉っぱに黄色の小さい卵を生みつけられているので見つけて取り除きます。ほっとくと丸裸にされてしまいます。

幼虫は小さいうちならいいけど、結構大きなサイズになるのでそうなると捕殺しづらいので卵の時に見つけるのがいちばん罪悪感なくやれます…。

最後はブルーベリー

こちらも4月ごろに開花。お花がとってもかわいいです。品種によってもお花の形が微妙に違う気がします。

写真はラビットアイ系のブライトウェル。5年くらいは庭にいますが、植えて少ししてからその場所が日陰になってしまい、成長しない可哀想な木…。品種としてはかなり成育旺盛な方みたいなんですが…

でも、今年は立派なシュートが出てきてくれたので期待してます。

もひとつ、去年ラビットアイのティフブルーを迎えて植えました。

ラビットアイ系は受粉樹が必要なのですが、ブライトウェルと一緒に購入した木が枯れてしまったので。ティフブルーも成育旺盛な木で、すでにブライトウェルより大きいです。

受粉樹はなんでも良いわけでもなく相性もあるようで、ネットで調べてこの樹にしました。熟す前にうさぎの目のように赤くなるからラビットアイというんだって

秋の紅葉とかも綺麗です。

こちらはサザンハイブッシュのシャープブルー(多分)うちに来て2年ほどですがこちらも成長はゆっくり。どの木も成長速度がゆっくりで、なかなか伸びません。かなり年月がかかるのかなあ。多少お値段張っても、立派に育った木を買う方がすぐに収穫が楽しめそうですね。

以上7種9本の果樹のまとめでした。

今年は虫もそこそこで、たくさん収穫できますように…!