春の野菜

 

こんにちは。毎日暑いですね。

畑の方はもう夏野菜真盛りですが春の収穫まとめます。

小蕪。2月末に無事に収穫。スープにしたり色々使えて美味しかったので、抜いたところに今度は中玉のかぶを種まき

追肥も何もしていないのにすくすく育ってまたすぐに食べられるように。こんなに簡単でいいの⁈と拍子抜け。庭では全然大きくならなかったのに…。

かぶって我が家では定番ではなかった野菜だけど、ポトフやサラダ、味噌汁などなにしても美味しかったし、暑くなってきてからはピクルスが美味しくて。来年もまた育てようと思います。

一番最初に植え付けた玉ねぎ。最初のは虫にやられ、植え直したものでちょっと心配でしたが

立派な玉ねぎ収穫できました。80個くらい。どれくらい持つでしょう。来年は早生、中生、晩生といろんな種類を植えて、順番に収穫できるようにしたいなあ。問題は貯蔵場所です。風通しのいい日陰がいいらしいけどそんなのない。

あとゴキブリが玉ねぎのにおいに寄ってくるらしいです。いまはキッチンにラベンダーと一緒に吊るしてあります。今の所ゴギブリは出てません。

茎ブロッコリー2色。わんさか採れて、1ヶ月くらいブロッコリー毎日食べられるほどに。紫の方は私が種まきした苗で庭にも植えてあったけど収穫量が全然違いました。日当たりと土でこんなに違うんだなあ…と実感しました。

 

いちご。植え付け時期が少し遅く、あたたかくなりはじめてからの生育が悪かったので大丈夫かなーと思っていましたが

豊作でした!いただきものの苗で品種がわからないのですがかなり大粒で、完熟だとめちゃ甘くて美味しくて…

箱に詰めたら売れそうなくらいのいちご。50株、買おうと思ったら結構するので、本当にありがたかった。今はランナーをビョンビョン伸ばしているので、来年用の苗をたくさん作りたいと思います。

庭ではナメクジや蟻と競争でしたが不思議なことに虫の被害は少なかった。蟻はうじゃうじゃいたのに。なぜかな。

虫食いや小粒さんはごろごろジャムに。庭で育てたバラも入れてみたのですがいちごの香りにかき消されました。

ファーべとそら豆。ファーべはイタリアのそら豆で、そら豆より少し小粒、生のまま食べられます。薄皮むいてオリーブ油とペコリーノチーズをかけて食べるそうです。みずみずしくて美味かったです。

どちらも、途中から茶色の斑点がでて皮が汚くなってしまいました。たぶん赤色斑点病かと思いますが、中は綺麗なので食べられました。


にんじん。2月に播種、不織布をかけさらにビニールトンネルをかけました。4月頭には間引き菜を収穫。葉をたくさん収穫したかったので、1回目の間引きは同じ穴から出てきているようなものだけにして、葉っぱが食べごろになってから間引きました。

にんじん葉としらすとごまのおにぎり。醤油と砂糖で炒めて作ったふりかけをご飯に混ぜました。あと、えびとかき揚げにして、ご飯にのせて甘めの天丼のたれかけていただくのがすごく美味しいです。

 

葉を食べるためゆっくり目に間引きしましたが、しっかり大きく育ちました!土づくりの時しっかり土を振るっておいたので、又根になっているものもほとんどなく、大成功です。7/30現在、まだとう立ちもせず収穫中です。最初の頃に比べるとにんじん臭さが増してきていますが美味しく食べられています。

リーキ。西洋ねぎです。土寄せが甘くて白い部分が短すぎました。

育ちが悪いのをそのまま放置していたらにんにくのような芽が出てきて、調べてみたらリーキはそのまま肥大させたのが無臭にんにくなんだそうです。

春まき冬収穫の方が育てやすいみたいなので苗を育て中…そろそろ植え付けなくては。

キャベツも母が植えておいてくれたものですが、すごくありがたかったです。春からキャベツ買わずにすみました。えんどうも実、スナップ、きぬさやと3種あり、えんどう豆ばかり食べてる時期がありました。

 

畑をはじめて、予想以上の収穫に嬉しかった春の収穫ですが、予想外だった大変な事も多くて、それをまとめます。

①農業資材にお金がかかる

庭でちょこっとやってる分には大したことなかったマルチや防虫ネット、支柱、杭などなど。面積が広いので、使う量が多く、初期費用が結構かかった。マルチなんてはじめてロールで買ったけどあっさり使い終わりました。お金かけた以上に野菜が採れなかったら…と不安になりました。

②体力の問題

面積が広いのでどの作業も大変。親が耕運機をもらって来てそれを使っているので何とかなってるところがあります。収穫だけでもなかなか大変です。夏場は草むしりも大変。というか草むしりだけで終わる…

③楽しむ余裕がない

せっかくとれたて野菜があるのに、畑作業だけで体力0になり、まともに料理せず、新鮮野菜がふにゃふにゃに…なんてことは日時茶飯事です。子供の予定や制作など重なると、なかなか畑へ向かうのが難しいのですが種まき、植え付け、間引きや追肥、収穫と、後回しにできない作業がたくさんあるので、ただただ追われています。

そんな感じで毎日ヘトヘトになっています。

④害虫対策

無農薬で育てていると、虫対策は大体手で取るのが主になってきますが、庭なら毎朝チェックして手で取る、が通用したものが、毎日は行けないので、雨などでちょっと空くともう大惨事!ということになったり。よくいわれるアブラナ科×キク科混植など、コンパニオンプランツなども試しているけど、虫の多い時期には歯が立ちません。これはもう多少やられても仕方ないなーくらいの気持ち。


色々書いたけど、結果的に春は十分すぎるほどの収穫があり、特に玉ねぎにんじん今回は載せてないけどじゃがいもあたり全く買ってないし、スーパーで毎回野菜を見ることがなくなりました。農業資材にかけた分くらいはかるく取り戻せた…(と思いたい)

ただ何より自分で育てたお野菜は美味しいし、たくさん使っても惜しくない♪玉ねぎ高騰の時期に玉ねぎたっぷりのカレーを作れたのはありがたかったです。

いまは夏野菜を育ててます。なす、トマト、スイカ、とうもろこし…庭では見たことない虫や病気、生い茂る草と戦いながら、ちょっと心折れつつ、収穫があると嬉しかったり気持ちも上げ下げしながらもなんとかやっています。そんな悪戦苦闘の夏野菜のことは、また次回…