今年の野菜づくりまとめ


こんにちは。
指紋認証が反応しなくなる季節がきましたね。

庭で育てている野菜、年内はもう収穫出来なさそうなので、今年の野菜作りを振り返ってまとめてみました。失敗談の多い野菜作りの話をだらだら書いただけなので、興味ない人にはなんも面白くないと思いますが。

まずは毎年気合入ってるいちご。今年は、地植えで8株とプランター植えが5つ分くらい。

地植えの方は、母からもらった品種で、贈答用にできるほど大きくて形のいいいちごだったけど、今年は全然でした。

春までほとんど日が当たらない場所だった上に、コンパニオンプランツとして植えたボリジが被ってしまったのもよくなかったのか、花も咲かず。(ボリジはミツバチを呼んで受粉を助けてくれるのです花が咲かなきゃ意味ないけど)

しかも、猛暑で株も全部枯れてしまい、来年の株がとれなくてショック。しかし、プランターに植えた、宝交早生ととちおとめが素晴らしく良く成りました。

サイズも立派で味も甘かった。しかもたくさんなりました。

野菜だより202011月号に宝交早生をプランターで育てるという特集があり、土の作り方がちょっと面白かったのでそれを試したのですが、それが良かったのかなあ。

この雑誌です。

https://www.boutique-sha.co.jp/23001/

ちなみに、楽天マガジンでバックナンバー見れます。天然生活とか趣味の園芸とか園芸ガイドも読めるのでおすすめです。

プランターなので、時期によって1番日の当たるところを求めてあちこち運べたのもよかったと思います。

いちごは天敵が多いです。ネットかけて鳥から守っても、アリ、ダンゴムシ、ナメクジはなかなか防げません。

私はこういうアクセサリーを入れるようなオーガンジーの袋(amazonでたくさん入ってるのを買います。)を、色づいてきた頃に1個ずつ入れてまもります。この方法で、ほとんど虫に食べられることはなくなりました。

あとナメクジについては、ナメトールを使い始めました。我が家は日当たり悪く、風通しが悪いので、ナメクジ大量発生してしまうのです。最初抵抗あったけど、天然成分でできているし、寄生虫の方が絶対こわい!

お次はにんにく

にんにくはいちごの畝とプランターに、コンパニオンプランツとして一緒に植えていました。アブラムシなどの虫除けになるそうなので、2年連続いちごと植えてます。

今年はいちごの株間に植える感じで、数も少なく、小ぶりのものが多かったのですが、朝日がちょろっとしか当たらないような悪条件でそれでも食べられるものが採れるというのはありがたい。

こうやって三つ編みにして、キッチンに吊るして、ひとかけずつとって使っています。秋にはまたここからとって、来年の分を植えます。にんにくは特に気を使わずとも収穫できるし、こうやっていけば植える用のにんにくを買わずにすむので、なんとも便利なお野菜です。春にとれるニンニクの芽も美味しいです。

サカタのタネ「紫セニョーラ」

紫の茎ブロッコリーです。綺麗な紫ですが、茹でると緑になってしまいます。前年に「スカーレットダンス」という品種の紫茎ブロッコリーを育てたのですが、それがとても良かったので今年も…と思っていたのですが、種を入手し損ねて今年はこちらに。これもなかなかよかったのですが、なんかカメムシがたくさんつきました。苗をあげた母も同じことを言っていました。なぜかな…

 

じゃがいも 男爵

菜園メモがありました

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  • 植え付け 3/10
  • 元肥追肥 なし
  • 収穫 6/10
  • 花が咲かず、葉の成長もいまいち

大半の株がそうか病に。収量は1株につき、23個程度

反省点

  • 土を深く耕していなかった。
  • 元肥を入れるべきだった。

ソメイヨシノの開花を待たず、マルチで地温をあげ、2月末に植え付ける。

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じゃがいもはやせた土地でよく育つと本にあったので、元肥を入れませんでした。

そのかわり、切らずにまるまる1個を植えて、その分の養分で育つかなあとおもったのですがそうはいかなかった

追肥は、花が咲き始めたらと思っていたのに、いつまでたっても花が咲かず、気づいたら収穫時期になってました。でも母も花が咲かない!と言っていたので、気候も関係あるかも知れません。

植え付けはソメイヨシノが開花してからと言われますが、それだと収穫が梅雨の時期に重なって難しいので、その前にマルチで地温をあげ、早めに栽培をスタートさせるぞ、と思ってこのメモを残したのでしょう今年は梅雨入りがめちゃめちゃ早かったですしね。

 

にんじん。サカタのタネ「カラフルにんじん」です。

https://sakata-netshop.com/shop/g/g11400038/

トンネルをして2月に種まき。
にんじんの葉が大好きなので、こんなにとれたぜ(^ν^)と得意になって写真撮りました


間引き

6月収穫です。メモには全部で29本収穫とありました。1㎡もない場所でこんだけとれて大成功でしょう。

ただ、オレンジ、黄色、紫のにんじんができるはずでしたが、間引きの段階からご覧いただいてわかるように、紫は1本もありませんでした!
もっと小さい段階で、運悪く紫だけ間引いてしまったんでしょうか…

玉ねぎ

11月植え付け、春に収穫の玉ねぎ。
ほとんどペコロスサイズでした。
玉ねぎは日当たりが大事なのですね。1日に2〜3時間しか日が当たらない場所だったのでダメだったのかなぁ。
赤は私が種から育てた苗で、黄色は買ってきた苗ですが、等しく小さかったので、育苗の失敗というわけでもなさそうだなぁと…

そのあと、
こちら
https://tkj.jp/book/?cd=02446701
の本に載っていた、小さいのを夏に植え直して冬に収穫するという方法をためしてみました。

すぐに根付いて、新しい葉がでてきたので感動しましたが、しばらくして全部腐ってしまいました。残念…

 


さつまいも
鳴門金時

4株うえてこんだけ…
玉ねぎとさつまいもは、日光が重要なんですね。1日中日が当たる場所は、庭にはないので難しいなぁ…
そういえば支柱を立てて、つるを誘引して、立体栽培にすることで、日照時間を確保してみたらどうか⁉︎と思ってたのに忘れてました。


赤オクラ
一箇所に複数の苗を育てる密植栽培にして、生育をゆっくりにして、硬くなりにくくする…という育て方をしてたのですが、いい感じの長さになって収穫するとすでに硬くて食べられないこと多しでした。難しい…
茹でると緑…というか、ちょっと汚い緑になります。あんまし美味しそうじゃないので、来年は普通に緑か白にしよう…
「ダビデの星」という星形になるオクラも可愛くて気になってます。

夏野菜
ミニトマト、きゅうり、白茄子、パプリカ
これらは苗を買ってきて植え付けたものです。
きゅうりはフリーダム。いぼなしツルツルでなでなでしたくなるきゅうり。
ウリハムシとうどん粉病さえ気をつければ特に難しくもなくたくさん収穫できます。
ウリハムシはきらきらしたものが苦手なので、株元にアルミホイルやシルバーのマルチで光が反射するようにすると防げるそうです。
大きくなってくると、あんまり効果がない気がするけど…

白なすは、品種名わかりません。
夏はあまりとれず秋になってたくさん収穫できました。皮が厚いけど、焼くととろとろですごく美味しかった!イタリアなすとか、いろいろ育ててきたけど、なす美味しい!と思ったのこれがはじめてです。リピ決定!

ミニトマトは今年はプランターのみでした。
毎年、夏前にトマトサビダニにやられて、夏までもたないということが続いているので、今年はアーリーセーフという天然成分の農薬を使いました。

https://www.sc-engei.co.jp/guide/detail/1393.html

プランターも小さくて、量は少なかったけど、秋まで持ってくれました。

パプリカはすずなりパプリカと書いてある苗をかいました。赤ピーマンのような見た目だけど、肉厚さはパプリカだった。
すずなりにはならなかった…


えんどうはスナップが好きです。
去年一昨年と春植えで育てたのですが、あんまり採れなかったので今年は秋植えにしたら収量増えました。
新しくつくった場所に植えたので、連作障害も出ず、よかった。
春植えでは、ずいぶん被害にあったハモグリバエもそれほど多くなかったです。

ただ、ちょっとトラブルがあって

竹支柱を使っていたのですが、見たことない黒い蜂がやってきて竹に穴を開けていました。
タイワンタケクマバチという外来種で、こういう支柱や、ほうきの枝なんかに巣を作るようです。
すぐに支柱を外し、鋸で切って捨てました。
住宅地で蜂の巣作るわけにはいかないので、今後は竹の支柱はつかえません…

とうもろこし
グラスジェムコーン

朝市で購入して、飾ってたものを取って蒔きました。虫がで始める前に収穫できるようにと3月に種まきしたものの、初収穫が8月でした。もうちょっと遅めに撒いてもよかったのかな。

左側です。背も私の身長以上のびました。なかなか雄花も雌花も出てこなくて、失敗か?と思いましたがちゃんと出ました。
2本くらいは綺麗なのがなって、あとは歯抜けでした。受粉がちゃんとできてなかったかなあ。アワノメイガが嫌で、雄穂がでたらすぐ受粉して切ってしまったので、しっかりとできていなかったのかも。
普通のとうもろこし同様、雄穂のカット、雌穂には排水ネットをかぶせてアワノメイガ対策しましたが、1匹もメイガちゃんはでませんでした。
ちなみにこちら普通に食べても美味しくなく、観賞用か、ポップコーン用だそうです。ポップコーンにするとふつうに白くなっちゃいます。

 

かぼちゃ 小吉赤

かぼちゃは、9月になってようやく小さいのが1つだけついてて、収穫できますようにと祈りながら見守っていたのですが、触ったら取れてしまいました…。
食べられるかなぁと思って追熟してたけど、腐ってしまい、株も元気がなくなってきたので抜いてしまったので、収穫は0…

かぼちゃは、庭で植えて成功したのはバターナッツだけ。その他はなかなか雌花が咲かずに失敗ばかり。バターナッツはその反対で雌ばかりでて雄が出にくかったのですが、受粉チャンスは多くて、結構収穫できましたよ。バターナッツの時は立体栽培にしたのも良かったのかも。来年はかぼちゃも立体栽培にしよう。

 


ハイビスカス・ローゼル
野菜に入れていいのか?疑問ですが、まあいいか…
ハーブです。赤い萼の部分がハイビスカスティーの原料になります。
この場所は8月くらいから日当たりが悪くなってきて、それが私の頭を悩ませています。
それで、去年もたくさん取れたローゼルを植えました。背も身長くらい高くなるので、背の低いものよりは日の当たる時間も伸びるかなぁと。


今年はちょこっと塩漬けにして、残りは乾燥させてハーブティーに。去年はこの時期たくさん採れるレモングラスとブレンドしたハーブティーが子供たちも気に入って、すぐなくなってしまったので、たくさん作っておきます。残念な点は、萼の裏側にアブラムシがけっこうついてました。早めに収穫したものにはついてなかったのに…。あんまり収穫遅らせない方が良さそうかな。

花も可愛くて良いです。

 

とれなかったもの、こちらはサンマルツァーノトマト。
イタリアの調理用トマトです。
苗はいい感じに育ってたのですが、植えた場所が思ったより木陰になってしまい、植え付け後、徒長してひょろひょろになりながら弱っておしまいになってしまいました。
でも母の畑に植えてもらった分からできたのをもらいました。それでミートソースを作ったら子どもたちが美味しい美味しいと食べたので、来年はちゃんと育てたいです。

あとズッキーニも収穫までいきませんでしたね…

 

今年は、肥料なんかも色々試した年でした。
去年までは米ぬかぼかしを作って、何を育てるにもそれを使っていましたが、しばらくすると虫が湧いてしまって、においもしてくるので、住宅地では作るのは厳しいなと思いはじめました。

なので基本は発酵鶏糞や油粕などを使い、追肥には市販のぼかし肥料なども使いました。
しかし有機栽培もあまりうまくいっていなくて、うちの庭には相性が悪いのでは…と感じ始めていたので、トマトやなす、ピーマンなど夏野菜には追肥で化成肥料も併用しました。

 

そのほか色々なこと。

コガネムシ。私の最大の天敵。
成虫が葉や花を食い荒らすし、幼虫は根を食います。被害に気づいた頃には手遅れなんてこともあり、本当に厄介。夏ごろからぶどうやラズベリー、りんごの葉っぱを食い荒らしはじめます。
成虫発生時にとにかく捕殺しましたが、どんどん増えるのでどうにもなりません。今耕してみると幼虫がわんさか出てきます。

検索しまくって得た対策をまとめます。
①ニームケーキを土に混ぜ込む、オイルを希釈した液を葉に散布
→ニームの力で虫が食欲を失い死ぬそう
②灯対策
→夜、蛍光灯に成虫が集まるので、近くに蛍光灯の街灯がある場所は注意。
③フンは残さない
→フンがフェロモンを発し、仲間を呼ぶのでそのままにしておくとどんどん増える

あとはフェロモントラップなる製品も見つけたのですが、ちょっとお高くて手が届きません。

牛乳パックでトラップを作る方法なども見つけたので来年試したいです。

とりあえず、今できることは、ひたすら土を掘って幼虫を見つけては捕殺しています。

困った虫も増えたけど、カマキリやクモ、カエル、トンボなど…植物に害のある虫をたべる虫も増えてきました。どんどん食べてってくださいよ。

 

今は春に収穫する野菜をせっせと準備しているところですが、冬は本当に日が当たらなくなるので難しい…
プランター栽培がメインになりそうです。
かと言って夏野菜も振り返ってみると殆ど失敗なので、けっこう心が折れてました。

そしたらまあなんと、念願の畑を借りられる事になりました!
わーいわーい!
また畑での野菜作りの記録もつけてゆけたらと思います(興味ある人いるのか…??)

レモンが色づいてきているので、収穫できたら果樹編も書きます。